ウォーキングの消費カロリー

ダイエットや健康に効果的なウォーキングは年齢に関係なく楽しめる運動として人気のスポーツです。ウォーキングの消費カロリーの考え方・計算の方法ですが、基本的には運動している時間と移動距離、その人の体重が関係していきます。今回はその参考になる資料に厚生労働省がまとめた「エクササイズ2006」という資料をもとにしてみました。この資料は専門家が集まって作った資料ということで信頼できると思います。ダイエット効果、減量・脂肪燃焼効果、健康効果はもちろん、歩くことは脳にもよく腰痛の改善にも効果的といわれています。朝のさわやかの時間帯などにきれいな空気をいっぱい吸いながら行うというのは、どうでしょうか。

ウォーキングの消費カロリーの資料

ウォーキングの消費カロリーについての参考になる資料に、平成18年7月に「運動所要量・運動指針の策定検討会」がまとめた「エクササイズガイド2006」というものがあります。これは厚生労働省が専門家を集めて作った、国民の運動指針となる資料です。ウォーキングの消費カロリーについて様々な数値がありますが、この「エクササイズガイド2006」なら、信頼できる資料となると思います。

ウォーキングの消費カロリーの基準

ウォーキングの消費カロリーについて、この資料ではどのように説明されているのでしょうか。細かい話は省略しますが、この資料では運動の基準になる単位にメッツという運動の強度を表す単位を使っています。この1メッツは静かに座っているときの運動量のことで、1メッツの運動で体重1キロあたり1.05カロリーの消費をしていると計算しています。この1メッツの基準になっているのは酸素消費量で、その運動をしているときにどの程度の酸素を使っているかという考えが基準になっています。静かに座っている時の消費カロリーは、体重1キロにつき1.05ですので、体重60キロの人の場合は63カロリー、体重70キロの人の場合は74カロリーを消費していることになります。

ウォーキングの運動強度

ウォーキングの消費カロリーを計算するには、静かに座っている時と比較してどの程度酸素を消費しているかを考えればいいのです。この「エクササイズガイド2006」と一緒に「健康づくりのための運動基準2006」という資料が発表されていて、そこにウォーキングの運動強度がメッツ(単位)で報告されています。すでに説明したとおり1メッツは静かに座っている状態で、体重1キロあたりの消費カロリーは1.05ですので、ウォーキングやその他の運動が2メッツなら2倍で体重1キロのカロリーは2.1となります。

ウォーキングの速度による消費カロリーの計算方法

ウォーキングで平地で毎分67メールの早さの場合は3メッツで、体重1キロあたりの消費カロリーは3.15です。毎分81メールの速さで歩く場合のメッツは3.3ですので、体重1キロあたりは3.465です。もう少し速く毎分94メールで歩くと3.8メッツで、3.99です。この数値に30分なら30を掛けた数値、1時間なら60を掛けた数値が、ウォーキングの消費カロリーになります。メッツの考え方としては、安静にしている状態の呼吸を1とした場合、その動作をしている時の呼吸がどの程度になるかという考え方をすればいいと思います。

ウォーキング消費化カロリー = 運動の強さ(メッツ) X 体重 X 1.05